校長挨拶

清水校長写真

静岡県立浜松大平台高等学校
校長 清水 淳次

同窓会の皆様には、日ごろより本校の教育活動に御理解と御協力を賜り、心から感謝申し上げます。令和3年4月に本校に着任以来、同窓会の皆様から、暖かな御支援、御助言をいただく機会があり、たいへん心強く感じております。
ここ数年間コロナ禍で高校生たちの活動が制限されていた中ですが、一昨年には同窓会の皆様とともに喜びを共有できる生在校生の大きな活躍が見られました。一つは、全日制美術工芸部が成し遂げた「黒板アート甲子園」日本一です。黒板をキャンパスに見立てて描く絵画作品を競う全国大会での初優勝となりました。その後のテレビや新聞での報道を目にされた方も多いと思いますが、学校としても反響の大きさに嬉しさも倍増したところです。もう一つは、定時制サッカー部の全国高等学校定時制通信制第31回サッカー大会での優勝です。激戦を勝ち上がり、日本平スタジアムでの決勝を制し、2度目の全国制覇を達成した選手たちを誇りに感じたところです。
さて、現在の浜松大平台高校は、全日制ではキャリア教育を基軸とする総合学科として、普通科科目に加え、伝統をつなぐ農業科目、商業・工業・家庭・芸術・福祉等の多様な教科・科目を学び、生徒が自由に選択することが可能となっております。さらに、地域企業や外部人材との連携も推進し、3年間を貫いた深い学びを実現し、答えのない問いにも柔軟に対応できる生徒の育成を目指しています。また、定時制課程では、「いつでも学べる」、「だれでも学べる」、「いろいろ学べる」をコンセプトに、三部制の定時制として学習歴の多様な生徒が学べる環境を整えております。
同窓生の皆様には、今後も母校の後輩たちの頑張りに御注目をいただくとともに、一層の御支援をいただけますようお願い申し上げます。