会長就任挨拶

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鈴木利幸(76回卒)

会員の皆様に於かれましては、益々ご清栄にてご活躍のこととお慶び申し上げます。このたび、野沢会長(69回卒)のあとを引き継ぎ、令和5年度から同窓会長を引き受けさせていただくことになりました。
本校は、明治30年7月7日に静岡県浜名郡蚕業学校として創立し、令和5年度には創立126年目を迎える浜松地域では浜松北高校に次ぐ歴史ある学校です。私が高校時代、入学式や卒業式などの式典には、同窓生来賓として、第62回静岡県議会議長河合多三氏(28回卒)、浜松市長平山博三氏(24回卒)、浜北市長足立誠一氏(39回卒)、初代浜北市長坪井亀蔵氏(20回卒)など、錚々たる面々が出席され圧倒された思い出があります。
また、令和4年度には、ベルリンオリンピック水泳競技金メダリスト新井茂雄氏(37回卒)の輝かしい実績がNHKで放送されました。その他にも多くの同窓生の各方面での活躍の報を受け、あらためて歴史ある本校同窓会の会長を引き受けることに、身の引き締まる思いであります。
本校は、日本の産業構造の変化とともに、時代のニーズに応える教育を推進するために幾多の変遷を経て、平成18年に浜松大平台高校として新たなスタートを切り令和5年で17年目を迎えました。ここ数年は、新型コロナウイルスの感染症が拡大し、この未曾有の事態の中で、同窓会の活動も制約を受け、計画していた大同窓会やさまざまな行事・懇親会も中止を余儀なくされました。また、会員の皆様に於かれましても、仕事や日常生活において多大なご苦労があったのではないかと拝察いたします。ここにきて、経済活動も再開されておりますが、まだ完全には終息していない状況と思われますが、新しい生活様式のもとで一日も早く平穏な日々に戻れることを願っております。
さて、本会は入学時にいただいた入会金と卒業生からの寄付金によって運営され、母校の発展への貢献、在校生の支援、会員相互の交流を柱として活動しています。ホームページの開設、大同窓会の実施、在校生の様々な活動に対する応援や支援、猿投祭におけるOB展出展など、役員並びに関係者の方々のご尽力によりいろいろな取組みが行われ、同窓会活動の礎が築かれてきました。この礎の上に、同窓会活動をさらに推進し、次の世代に引き継いでいくためには、若い人たちの活動への参加が不可欠です。
そこで、順延となっております第3回の大同窓会は若手会員が参加しやすい企画・運営を目指します。現在、三井実行委員長(副会長・105回卒)を中心に準備をしていただいているところです。今後も幅広い年代の方々が参加できるよう支部、年次の活動の多様化と活性化を図り、同窓会の継続・発展に繋げていきたいと考えていますので、会員の皆様の同窓会活動への積極的な参加をお願いいたします。
最後になりましたが、皆様の今後一層のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げますと共に、同窓会のさらなる発展に向けてご支援ならびにご協力をお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。

プロフィール
・第112回静岡県議会議長
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会長退任挨拶

野沢安典(69回卒)

同窓会会員及び役員の皆さまにおかれましては、日頃から、同窓会活動に御理解と御支援をいただき、厚くお礼申し上げます。
私は、令和5年4月末をもって,会長を退任させていただくことになりました。明治より百二十数年続く歴史ある本校の同窓会長を3期6年にわたり務め、ここに無事後輩につなげることができました。
この3期6年間のうち、後半の4年間はコロナ禍のため、通常通りの活動ができませんでした。予定しておりました大同窓会も延期となりました。
しかし、このような中でも、先輩、後輩、諸先生方、事務局をはじめ役員の皆様の献身的なご尽力により、総会や役員会、学校行事への参加など、規模が縮小されたり、書面開催であったりと通常とは違う形での開催とはなりましたが、毎年継続して活動を執り行うことができましたことに心から感謝を申し上げるとともに厚く御礼申し上げます。
今後は、鈴木会長にバトンタッチできますこと、大変心強く、新しい体制の下での母校と同窓会の発展を大いに楽しみにしております。
結びに、同窓会の皆様におかれましても、引き続き、同窓会活動への御理解と御支援をお願いいたしますとともに、今後の皆様方の限りない活躍とご健勝をお祈り申し上げ、退任のご挨拶といたします。